日本海洋科学振興財団では、若手研究者の海外での学会やシンポジウムでの発表、国際共同研究、短期留学等の機会を増やすことを目的に、海外渡航援助を行っています。
現在、新型コロナウィルス感染症の影響により、国際会議の現地開催が明確になっていないものもあり、また、現地での会議等への参加を申し込みの締め切り直前まで検討する場合も多いものと思われます。そこで、日本海洋科学振興財団による海外渡航援助プログラムでは、2021年度の臨時措置として、2021年後半の国際会議等に参加する大学院生からの応募を優先する追加募集を行うことと致しました。
(1) 援助額:航空運賃と宿泊費及び学会参加費等を対象として、2021年度は20万円を上限とする。
(2) 募集対象:海洋学に関わる大学院生、ポスドク、30才以下の地方公務員
ただし、本追加募集に限り、大学院生からの申請を優先致します。
(3) 人数:若干名
(4) 応募締切
渡航時期 申込締め切り 採否連絡日
2021年10月~12月 2021年 8月10日 2021年 9月初旬
(5) 応募書類
a) 申請書(下をクリックしてダウンロードできます)
b) 渡航目的の詳細(様式自由、A4 1枚以内)
目的が学会等での発表の場合、参加学会等名称、口頭・ポスターの別、著者全員の
氏名、発表題名、発表内容要旨 (すべて、申込時の予定で可)。
目的が学会等での発表でない場合は、その詳細と渡航中の計画。
c) 必要経費(様式自由)
航空券、宿泊費とその他に分けて概算金額を記載のこと。
格安航空券を用いること。宿舎も、安全に配慮しつつ、なるべく安いところを選ぶこと。
見積書は必要ないが、概算の根拠(参照web pageなど)を記すこと。
他の援助と併用する場合には、それについても記すこと。
d) 業績リスト(様式自由)
論文等と学会発表等に分けて記載。
e) 採用されたときの送金先の口座を書いたもの
(6) 応募書類の送り先:
東京大学大学院理学系研究科
升本 順夫 教授
次のメールアドレスに「財団海外渡航援助申請」という件名で送付
masumoto(at)eps.s.u-tokyo.ac.jp(atを@に変更してください)
(7) その他
・予算の都合もあり、上限以下の申請でも、航空券と宿泊費の全額を援助できるとは限りません。
・現時点では、covid-19の収束は見えておらず、対面の会議が計画されている場合も、確実に渡航が可能となるまでは、お金は振り込みません。オンラインに変更になった場合には、参加費のみの援助となります。
・オンライン学会への参加費のみの申請も受け付けます。
申請書と報告書の書式
振興財団渡航申請書をダウンロード
採用された方は、戻ったら報告書を1カ月以内に提出してください。
振興財団渡航報告書をダウンロード