放射性核種の環境ダイナミクスと低線量率放射線の生物影響に関する国際シンポジウムの開催
青森県六ケ所村では原子燃料再処理施設の建設が進められ、2023年には竣工及び操業開始が予定されております。また、環境科学技術研究所は再処理工場から排出される放射性物質に関する環境影響及び生物影響に関する調査研究を行うために1990年に設立され、30年の節目を迎えました。この間、世界中で環境中の放射性物質の挙動や低線量率放射線の健康影響に関する調査研究は行われてきましたが、2011年に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故以降は社会的関心も高まっており、その調査研究の重要性は増しています。
そこで、国内外から専門家をお招きし、これらの分野に関する最新の情報を紹介ならびに研究成果の総括をするとともに、今後の調査研究の新たな展開に向けて議論を深めるため、国際シンポジウムを開催するものです。
開催期間:2021年9月27日(月)~29日(水)
開催場所:ホテル青森(青森市堤町1-1-23)
開催形式:現地及びオンライン
参加費:無料
ホームページ(HP):http://www.ies.or.jp/ の「国際シンポジウム」バナーから
ポスター発表申込:8月6日まで(HP)
一般参加申込:8月中旬から(HP)
なお、発表内容の一部はRadiation Protection Dosimetry誌においての公表を予定しております。