第13回 地球環境シリーズ講演会「渦に満ちた海洋を知る」開催のご案内
開催日:2016年7月29日(金)13:00~17:00(開場12:30)
会場:ヤクルトホール(東京都港区東新橋1-1-19)
主催:国立研究開発法人海洋研究開発機構
後援:文部科学省
お問い合わせ:
海洋研究開発機構
研究推進部 講演会事務局
(E-mail:earth-sympo2016@jamstec.go.jp TEL:046-867-9603)
URL: http://www.jamstec.go.jp/j/pr/event/earth-env2016/
案内パンフレット:http://www.jamstec.go.jp/j/pr/event/earth-env2016/pdf/flyer.pdf
参加申し込みはこちら:https://www.jamstec.go.jp/j/form/earth-env2016/
内容:
海の渦、というと多くの方々は「鳴門の渦潮」を思い浮かべるかもしれません。実は海
の中には、鳴門の渦潮よりずっと大きく、直径十kmから数百kmにもなる渦がたくさん
存在しています。こうした渦は、黒潮など強い流れの付近で特に多く見られ、熱の輸送や
生物活動の活性化などの過程を通じ、今日ある海の姿を形づくるためになくてはならない
存在です。
近年、海洋観測技術やスーパーコンピュータの発展に伴い、こうした渦が果たす役割に
ついて、多くの知見が得られるようになってきています。渦の存在が、海洋環境や生態系を左右し、
漁業生産とも深く関わっていることが分かってきました。
講演会では、これらの最新の研究成果を分かりやすくお伝えします。
プログラム:
開会の辞
平 朝彦 理事長(海洋研究開発機構)
趣旨説明 -講演会の聴きどころ-
河宮 未知生 分野長(海洋研究開発機構 統合的気候変動予測研究)
海洋観測フロートで渦の中を測る
細田 滋毅 主任技術研究員(海洋研究開発機構 地球環境観測研究開発センター)
冬に満ちる小さな渦
佐々木 英治 主任研究員(海洋研究開発機構 アプリケーションラボ)
北極海の渦に迫る!~海氷やプランクトンとの関わり~
渡邉 英嗣 研究員(海洋研究開発機構 北極環境変動総合研究センター)
アカイカは渦が好き
五十嵐 弘道 技術主任(海洋研究開発機構 地球情報基盤センター)
パネルディスカッション
中田 薫 理事(水産研究・教育機構)
講演者ほか
閉会の辞
白山 義久 理事(海洋研究開発機構)