「日本海洋学会法人化、学生会員に関する日本海洋学会会則の改正、
日本海洋学会 学会賞・岡田賞・宇田賞細則の改正についての意見募集」結果
2023年1月
日本海洋学会
日本海洋学会では、2023年春に開催予定の総会において、(1) 日本海洋学会法人化、(2)学生会員に関する会則の改正、(3) 学会賞・岡田賞・宇田賞細則の改正、の3件をご提案する予定です。いずれも学会に大きな変化をもたらす提案であるため、事前に会員の皆様からのご意見を募集しました。
お寄せいただいたご意見をもとに提案内容のさらなる検討を進めてまいりますが、まずは意見募集の結果をご報告いたします。
意見募集にご協力をいただき、誠にありがとうございました。
受付期間 2022年11月22日~2023年1月6日
募集内容
日本海洋学会法人化案(骨子)(参考資料1)、学生会員に関する会則の改正について(参考資料2)、日本海洋学会学会賞・岡田賞・宇田賞細則の改正について(参考資料3)を提示し、各項目について自由記載で意見を募集。
案内方法 会員メーリングリスト
回答受付 Googleフォーム
受付回答数 7件
いただいたご意見(複数のご回答をまとめています。また、体裁を変更している場合があります)
- 日本海洋学会法人化について
- 提案に賛成。(複数件あり)
- 学生会員に関する日本海洋学会会則の改正について
- 提案に賛成。(複数件あり)
- 少子化の流れの中、異分野との競争になってくることを考えると、この学会の魅力を増す方向かつ学生会員のメリットになる改正であると思う。
- 学会会費は、学生個人で負担する場合が多いため、改正に賛成。学会発表への申し込みの際に、学会への入会は必須であり、それに伴い、学会会費の払いも必要になる。修士生も含め、学生にとって学会発表の場は、非常に貴重で実りある機会であり、その機会を得る上で金銭的問題がネックとなってしまうのは、とても勿体ないと感じる。そのため、学生会員の会費減額は、学生にとってとても有り難い提案だと感じる。
- 異論はないが、一年目を滞納して、二年目、三年目を一括で納入する可能性があるため、これを排除するように条文の修正を提案。
- 「会費」の対象が不明。
- 複雑な制度設計にする理由がない。現在の学生会員の数を鑑みるに、学生会員からの収入は微々たるものであり、無料だとloyaltyの心配など懸念される事項があるのであれば、年2,000円に統一しても良いのではないか。
- 2年分の会費と3年分の会費は減額率(-25%)が同じなので、表記を分ける必要はないのでは。もしくは、3年分の会費を減額率(-30%)で8,400円としてはどうか。
- 日本海洋学会学会賞・岡田賞・宇田賞の改正について
- 提案に賛成。(複数件あり)
- ダイバーシティ推進の観点から、多様な年齢の優秀なearly careerを讃える方向の改定に賛成。
- 緩和には賛成するが、ライフイベントについて、公表したくないこと(病気や介護など)もあり、異業種への就職も判断が分かれるので、別紙に記入するのではなく、書類上はチェックだけにとどめ、求められた時に推薦者が事情を説明するようにした方が良いのではないか。
以上