一般社団法人カーボンリサイクルファンドでは研究助成の公募を行っています。
カーボンリサイクル技術は、CO2を活用していくための基礎的研究があまり進展していないのが現状であり、また技術的に確立したものについても製造コストが高いこと等によりほとんど商用化されていません。経済産業省は2019年2月にカーボンリサイクル室を設立、同6月にカーボンリサイクル技術ロードマップを発表してカーボンリサイクルを推進していますが、同7月に発表された総合資源エネルギー調査会資源・燃料分科会においては、イノベーション実現に向けて民間の自主的なカーボンリサイクルへの支援の重要性が指摘されています。
CO2を資源として捉え活用するカーボンリサイクル技術の開発には、従来にない独創的な発想やアイデアが必要だと思っております。そのために、これまでの枠組みに捕らわれず、また、実績よりもアイデアとそれが実現できるかどうかを重視したカーボンリサイクルに係る研究助成の公募を5月17日(月)より開始いたしました。
助成対象となる研究は、社会的課題を解決するため、CO2(あるいは炭素原子)を資源として利用するカーボンリサイクル及び関連技術、並びにカーボンリサイクルを実現するための社会科学分野に関する研究となっております。そのため、分野を横断する研究も対象となりますので、様々な研究分野からの応募があることを期待しております。
つきましては、詳しい公募内容をホームページに掲載いたしましたので、奮ってご応募頂けますようよろしくお願いいたします。
日本語公募ページURL:
英語公募ページURL:
お問合せは下記にお願いいたします。
一般社団法人カーボンリサイクルファンド
TEL:03-6432-0011
e-mail:grant@carbon-recycling-fund.jp