【2012年度九州沖縄地区合同シンポジウム】
○テーマ : 「対馬海峡」
共催:海洋気象学会・水産海洋学会・日本海洋学会西南支部・独立行政法人水産大学校
○日時 : 2012年12月7日(金)10:00~17:00(予定)
○場所 : 水産大学校
○コンビナー : 滝川哲太郎(水産大学校)・吉川 裕(九州大学応用力学研究所)
○基調講演(2題、40~50分程度)
○一般講演(8~10題、15~20分程度)
(講演者数により変更する場合があります。)
○参加登録料 : 無料
○シンポジウム趣旨:
対馬海峡は東シナ海と日本海をつなぐ海峡である.対馬暖流は,東シナ海か
ら,この海峡を経て日本海に流入し,熱や淡水,そして様々な物質(栄養塩類や
卵仔稚魚等)を日本海内部に輸送している.このため,対馬海峡から日本海にか
けての循環や水塊特性だけでなく,海洋生態系,さらには日本海沿岸の気候にま
で影響を与えていると考えられる.近年では,東シナ海から輸送される大型クラ
ゲや海洋ゴミの日本海沿岸への被害が問題となっている.こうした背景のもと,
大学・試験研究機関等によって,対馬海峡における定点連続観測や船舶による定
線定期観測等が継続的に行われている.特に,九州大学応用力学研究所では,海
洋レーダを用いた表層海流のモニタリングや,博多-釜山間フェリー「ニューか
めりあ」を用いたADCP(acoustic Doppler current profiler)観測や表層水塊特
性のモニタリングによって,重点的に観測研究が行われている.本シンポジウム
では,対馬海峡や,その周辺海域を対象とする気象・海洋・水産の研究者が一堂
に会して,過去から最新までの知見を集約する.さらに,今後の対馬海峡におけ
る気象・海洋・水産分野の連携研究について議論する.
○一般講演の募集要領
◇締 切 : 2012年9月24日(月)必着
◇必要事項 :講演題目、講演者所属・氏名、100字程度の要旨(E-mail、Fax可)
・一般講演の採否結果は、9月末までに通知します。
・メールアドレスをお知らせ下さい。
◇申込先:〒759-6595 下関市永田本町2-7-1
独立行政法人 水産大学校 海洋生産管理学科
滝川哲太郎
電話: 083-286-5111
FAX: 083-286-7432
E-mail: tetu (at) fish-u.ac.jp
○講演要旨 :
◇締 切:2012年11月16日(金)必着
(送付先は講演申込先と同じ)
◇書 式:日本海洋学会の研究発表大会時の講演要旨に準ずる。
・ワードプロセッサーを用い、A4版用紙2枚以内。
・マージンは、上下に30mm,左右に20mmで設定。
・研究題目、発表者、所属、キーワードを上段(30mm程度)に記入。
・本文は2段組が望ましい。