日比谷紀之会員(東京大学名誉教授、東京海洋大学客員教授、JAMSTEC招聘上席研究員)が、ドイツ・ベルリンにて開催された第28回IUGG総会において、国際測地学及び地球物理学連合(IUGG)のElected Fellowshipを受賞されました。
授賞式の様子(2023年7月13日 IUGG Opening Ceremony)
https://www.picdrop.com/janpaulsfotografie/ZV5y9jD49j
IUGGは8つのアソシエーション(IACS:雪氷圏科学、IAG:測地学、IAGA:地球電磁気学・超高層物理学、IAHS:水文科学、IAMAS:気象学・大気科学、IAPSO:海洋物理科学、IASPEI:地震学及び地球内部物理学、IAVCEI:火山学及び地球内部化学)から構成されている国際学協会です。IUGG Fellowship は、測地学または地球物理学の分野で卓越した功績を挙げた研究者に対して贈られるものです。
日比谷会員は、海洋物理学分野における卓越した功績、特に、内部潮汐による海洋乱流の生成と、海洋・気候モデルにおける混合のパラメタリゼーションの分野における第一人者として、長年にわたり国際的に研究をリードしてきた功績によりIUGG Elected Fellowに選出されました。IUGG Elected Fellowshipとしては日本人初の受賞となります。
関連リンク:
IUGG https://iugg.org/
IUGG Elected Fellows 2023
https://iugg.org/wp-content/uploads/2023/01/News_Release_Fellows_2023.pdf