独立行政法人科学技術振興機構(JST)が「海の研究 (Oceanography in Japan)」をJST電子アーカイブ対象誌に選定
日本海洋学会誌「海の研究」編集委員長 關 文威
独立行政法人 科学技術振興機構(JST) 電子アーカイブ対象誌選定委員会の黒川 清委員長から,「海の研究」が今年度の電子アーカイブ化を実施すべき対象誌として選定されたとの通知(平成18年7月28日付け)がありました。
科学技術振興機構(JST)によるJST電子アーカイブ事業は次の通りです。
1)国内学協会の学術雑誌の国際発信力の強化と重要な知的財産の保存等を目的とし、特に重要な学術雑誌について過去の紙媒体の論文に遡って電子化(電子アーカイブ)
2)平成17年度から開始(5年間で500誌を目標)
3)日本の主要な学術雑誌を創刊号から電子化し、Journal@rchiveサイトにて全文公開
4)電子アーカイブ対象誌選定委員会(委員長:黒川 清日本学術会議会長)にて対象誌を選 定
平成17年度には,国際学術誌のうち電子アーカイブ化候補として英文誌を対象に選定が行なわれました。その結果,74誌が選定されましたが,このうち日本海洋学会「Journal of Oceanography」も選定されています。英文誌が選定対象の原則でしたが,国際的に極めて高名かつ重要な学会誌「日本化学会誌」が一誌のみ和英文誌のなかから例外的に選定されています。
平成18年には,国際的に重要な和英文誌も選定対象とされた結果,日本海洋学会誌「海の研究」が612候補誌のうちから選ばれた65誌の一つとして選定されました。