福島沖から黒潮続流域にかけての海域で海洋放射能を調査する航海を実施すると、ウッズホール海洋研究所(アメリカ合衆国マサチューセッツ州)からプレス発表がありました。
ハワイ大学の研究船「カイミカイ・オ・カナロア(Kaimikai-O-Kanaloa)」号が6月4日(土)に横浜を出港し、15日間の航海が行われる予定です。
この研究船にはアメリカ、日本、スペインの科学者が乗船し、海水や生物のサンプル収集や海流の測定を行います。
乗船研究者の他にも、オックスフォード大学(イギリス)、東京大学、東京工業大学、日本大学、 IAEA環境研究所(モナコ)、ブレーメン大学(ドイツ)、コメニウス大学ブラティスラバ校(スロバキア)、サバンナリバー国立研究所、ラモントドハティ地球観測研究所、及びハワイ大学(以上アメリカ)の研究室も協力することになっています。
観測地点など詳しい情報は下記のページをご覧下さい(英語)。

https://www.whoi.edu/page.do?pid=7545&tid=282&ct=162&cid=103069

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研究者による航海前の打ち合わせの様子(5月31日午後、横浜市内)

RVKOK_R0020739出航前のハワイ大学研究船