第14回「地球環境シリーズ」講演会
『気候モデルは温暖化対策にどう貢献するか~パリ協定の実現に向けて』開催のご案内

開催日:2017年8月7日(月)13:00~17:00(開場12:30)
会場: ヤクルトホール(東京都港区東新橋1-1-19)
主催: 国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)
後援: 文部科学省
お問合わせ:
国立研究開発法人海洋研究開発機構
研究推進部 講演会事務局
(E-mail:earth-sympo2017@jamstec.go.jp TEL:046-867-9603)

URL:http://www.jamstec.go.jp/j/pr/event/earth-env2017/

案内パンフレット:http://www.jamstec.go.jp/j/pr/event/earth-env2017/pdf/flyer.pdf

参加申し込みはこちら:https://www.jamstec.go.jp/j/form/earth-env2017/

内容:
2015年に採択された「パリ協定」。皆さんはどのくらいご存知でしょうか?この協定には産業革命前からの気温上昇を2℃未満に抑えること、先進国・途上国双方が「共通だが差異ある責任」を負うことなど、私たちの未来を左右する重要な項目が含まれています。そして、この成立に大きな役割を果たしたのが“気候モデル”です。気候モデルは、シナリオに基づき将来-例えば100年後の地球の気温がどうなるかを計算することができます。また、陸や海の生態系を組み入れた気候モデルを用いれば、生態系によるCO₂の吸収を考えたさらに長期間の気候変化を予測することもできます。

本講演会では、気候モデルについて国際社会から期待されることや今後果たしうる貢献を説明するとともに、現在進みつつある自治体との連携事例を紹介します。

プログラム:
開会の辞
平 朝彦 理事長(海洋研究開発機構)

趣旨説明 -講演会の聴きどころ-
立入 郁 分野長代理(海洋研究開発機構)

国際交渉に対する気候モデルの貢献と今後への期待
田辺 清人 上席研究員(地球環境戦略研究機関)

地球温暖化と海の記憶
建部 洋晶 ユニットリーダー(海洋研究開発機構)

炭素のめぐりと気候の予測
羽島 知洋 ユニットリーダー代理(海洋研究開発機構)

風と熱のシミュレーションで都市の暑熱対策を考える
焼野 藍子 特任技術研究員(海洋研究開発機構)

パネルディスカッション
原 政之 研究員(埼玉県環境科学国際センター)
講演者ほか

閉会の辞
白山 義久 理事(海洋研究開発機構)