元日本海洋学会会長の平 啓介会員(現日本海洋学会監査/琉球大学監事・副学長)が、
第2回海洋立国推進功労者表彰を受賞されました。
表彰対象となった功績の概要は以下の通りです。
【深海における観測技術の開発】
極めて高い水圧のため、これまでの観測機器では深海底での精度の高い観測が
できなかった。そこで水深10000m以上あるマリアナ海溝での温度、塩分、流速を測
定するための耐圧性の優れた機器を開発し、1992年に温度と塩分、1995年に流速
の測定に成功。また答申「21世紀初頭における日本の海洋政策」の取りまとめに尽
力するなど、「海洋基本法」制定にも貢献。
表彰式は2009年7月23日(木曜日)に横浜赤レンガ倉庫1号館(横浜市中区新港1-1)で
開催される予定です。
第2回海洋立国推進功労者表彰の受賞者決定について